すぐに駆けつけます!
blog

福山市山手町で雨漏りの修理

  • 屋根の修理

応急処置

こんにちは。
2回目の投稿、現場ブログ担当嶋田です。

今回は雨漏りの補修に伺いました。
なんと築100年以上の建物で、今は誰も住んでいないお宅です。
葺き替えをするべき状態ですが、今後どうするか決まっていないとのことで応急処置をすることになりました。

  瓦がズレて本来重なっている部分が見えています。この隙間から雨が入り込んで雨漏りしていました。ズレているなら戻せばいいんじゃない?と思いますが…
瓦のズレを戻すのはそんなに簡単ではないんです。この写真でいうと、大きく隙間の空いた瓦の下側の瓦全部がズレているのです。
そこで瓦型に加工したガルバリウム鋼板を差し込んで隙間を塞ぎ雨が瓦の下に入り込むのを防ぎます。
こちらは瓦が割れていました。
割れた瓦の上に瓦型ガルバリウム鋼板被せました。
大屋根に雨樋がないため、雨水が直接一階の瓦に落ちてだんだんとズレてしまったようです。
隙間のあるところ全部に板金を差し込みます。雨水が軒先まで流れるように道を作ってあげる感じです。
雨が入り込みそうなところは全部瓦型板金で補修しました。
当面は大丈夫だと思います。
屋根を葺き替えるのは安くない費用がかかるので簡単には決められません。
でも雨漏りを放っておくと、建物全体が傷んでしまい倒壊の恐れもでてきますので、こういった応急処置で時間を稼ぐのも有りかなと思います。