弊社は明治30年に瓦製造業として創業し、現在は瓦屋根工事を主な事業とし、一般住宅・社寺仏閣・公共建築の屋根工事を行っております。弊社で年間約500tにのぼる廃瓦が発生します。昨年までほぼ全ての廃瓦を産業廃棄物最終処分場に搬入し、有料で埋立て処分していました。
全国的にも住宅リフォーム工事(屋根の葺き替え)や家屋の解体工事で瓦を撤去した際に発生する廃瓦が年間で約150~200万t発生しており、その95%以上が廃棄物として埋立て処分されています。平成25年4月現在の最終処分場の残存容量から最終処分場の残余年数を推計すると、全国平均で13.9年であり、近い将来処分場不足が問題となる可能性が大きいです。
(環境省「産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況(平成24年度実績)について」参照)