尾道市美ノ郷町O様邸【瓦葺き替え工事】
お客様のご要望 | 以前、他社で雨漏り修理をしました。しかし雨漏りは止まらず、業者も姿を見せなくなりました。 雨漏りを直してくれる業者をインターネットで探している時に藤井製瓦のホームページにたどり着きました。 昔台風で被害にあったことがあり最近の台風被害も他人ごとではなく屋根には関心を持っていたので、この道120年の藤井製瓦なら…と思い問合せをすることに。 |
---|
![]() |
施工事例データ
住所 | 広島県尾道市美ノ郷町 |
---|---|
施工箇所 | 屋根 |
施工内容 | 仮設足場、下地工事、瓦葺き替え工事、波板張り替え工事 |
費用 | 約280万円 |
工期 | 約14日 |
築年数 | 約40年 |
使用商材 | 【瓦】KMEWルーガ鉄平ストーンブラック【下地】9㎜合板【波板】ポリカ波板 |
ご提案内容 | ホームぺージからお問合せを頂き、調査に伺いました。 瓦の状態は多少劣化がありましたが緊急性の高いものではありませんでした。雨漏りの原因として考えられたのは谷から流れてきた雨水が瓦の下に入り込んでいたのではないかという事。修理で様子を見る事もできましたが、瓦の表面のひび割れが本格的に割れ始めるのにそう時間はかからない事を考え葺き替えをご提案する事に。 ご主人が少しでも軽い屋根にしたいというご希望を持っておられたのでROOGA鉄平での葺き替えとなりました。 |
---|
施工前はこちら
築40年、当時主流だった青緑の波状瓦で葺かれた平屋のお宅です。
まずはドローンで上空から点検。ところどころコケが見えますがズレや割れなどの雨漏りの原因になりそうな傷みは見られません。
屋根に上って細かいところを見ていきます。
棟の漆喰が劣化してポロポロになっています。
多くの瓦の表面にヒビが入っています。
屋根の端(軒先・袖)の瓦は銅釘で一ヶ所留めてあります。ガイドライン工法では三点留めが基本です。
瓦の下にホコリやゴミが溜まっています。
大雨が降ると谷をつたって雨水が流れ、勢いで瓦の下に雨水が入り込んでしまっているようです。応急処置で防水シートを敷いておきました。
藤井製瓦工業による施工中の様子
瓦を撤去していきます。
防水紙にシミができています。
棟の葺き土は全体的に劣化して崩れやすくなっていました。
古い瓦と防水紙を撤去し、9㎜合板を増し張りして補強します。
ルーフィング(防水シート)を貼って瓦を固定するための桟木を設置します。
ガイドライン工法に沿って瓦を一枚づつステンレスの釘で固定します。
棟は乾式工法で土を使わないので屋根の軽量化ができます。
施工が完了しました
ドローンにて真上から。青緑瓦とは全く違う印象の屋根に変わりました。
ルーガ鉄平のストーンブラック。
問題のあった谷もキレイに納まりました。
瓦が変わっただけで違う建物のようになりました。
リフォームされたお客様の声
葺き替えをすると決めてから、工事を楽しみにしていました。軽い屋根がいいことは以前から知っていましたが、ガイドライン工法で災害に強い屋根にしてもらい満足しています。
リフォーム担当者の声
屋根の状態は緊急なものではなく修理でもよかったのですが、台風被害にあった事もあるとのことで「安心感」を求められていると思いました。「少しでも軽くしたい」というご主人の希望を聞き、安全な屋根は軽いだけではなく耐風性も必要なので、当社の全数釘留めの「ガイドライン工法」がピッタリだと思いました。しかし修理と葺き替えでは費用がかなり違ってくるので10年後のことを含めて説明し、後悔のない選択をしてもらうことを第一に提案しました。その結果、工事が始まるのを楽しみにしてくださり、工事が終わると安心感に満足していただけました。
ありがとうございました。
担当:信岡 徹