福山市加茂町N様邸【屋根葺き替え工事】2020.12工事完了
お客様のご要望 | 屋根から破片が落ちてきたので屋根がどうなっているのか心配になり、家業が瓦屋さんという友人に相談、屋根調査をしてもらうことに。 |
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施工事例データ
住所 | 広島県福山市加茂町 |
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施工箇所 | 屋根 |
施工内容 | 仮設足場、屋根葺き替え工事 |
費用 | 約200万円 |
工期 | 10日 |
築年数 | 約20年 |
使用商材 | 【瓦】セラマウント バーニングブラウン |
ご提案内容 | 連絡をいただき早速調査へ伺いました。屋根の調査写真を見てもらうと、わかりやすい傷みに驚かれました。屋根材は悪名高い「ニチハパミール」。この商品は規制でアスベストが使えなくなったことからノンアスベスト屋根材として発売されました。しかし耐久性に問題があり、10年くらいで剥離してボロボロになるうえに補修も不可能となります。放っておくと屋根材の落下、雨漏り、屋根板の腐朽と家の寿命をどんどん短くしてしまいます。幸いN様のお宅は屋根材以外は問題ありませんでした。 今回の場合はカバー工法か葺き替えのどちらか。カバー工法は工期を短く費用を安くすることができます。しかしパミールは結露する事が問題なのでそのまま置いておくことに不安を感じ、10%軽量化したセラマウントでの葺き替えをご提案。耐久性の面で「やっぱり瓦がいい」という施主様の希望もあり葺き替えに決定しました。 |
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施工前はこちら
藤井製瓦工業株式会社による施工中の様子
施工が完了しました
リフォームされたお客様の声
屋根は普段見る事ができないので欠片が落ちてくるまで不具合があるなんて思っていませんでした。特に雨漏りもなかったので調査写真を見せてもらって驚きました。結果の報告と屋根材の説明を聞いて実績のない商品は怖いと思いました。まだまだこの家での生活は続くのでちゃんとしたものにしたいと瓦に決めました。
工事が無事終わり、完成した我が家を遠くから見ると屋根が変わって家全体がしっかり丈夫になったように思います。
リフォーム担当者の声
パミールは発売当初、ノンアスベスト屋根材の先駆けとして多くの住宅に採用されていました。しかし築10年前後で致命的な不具合が発生し、たったの12年で製造中止となりました。10年でダメになる屋根材と知っていたら誰も採用しないと思います。当時は誰にも10年後のことはわかりませんでした。メーカーは経年劣化と言って補償などなく、多くの方は自己負担で改修工事をするしかありません。そういうリスクを考えると実績って大切だなと。その点、実績は充分な上メンテナンスフリーの瓦は最強だと思います。
担当:信岡 徹