屋根にある銅製の谷は注意!|お役立ちコラムvol.4
屋根で雨漏りする箇所で多いのが「谷」の部分です。
目次
🏠そもそもどこが谷?谷の役割って?
屋根面と屋根面のつなぎ目、水が多く集まるところが「谷」、瓦の向きが変わると「谷」ができます。
「谷」が受ける雨水を排水する為に谷板が設置されています。
谷板の材質はステンレス製、ガルバニウム鋼板、銅製等があります。
🏠一昔前までは銅製の谷板が主流
銅板は軽くて耐久性があり耐用年数は60年以上と長持ちです。
銅も鉄と同じく錆びてしまう事がありますが銅の錆びは酸化被膜(緑青の錆び)です。
これは表面に被膜を作り銅板本体の劣化を防ぐ効果があります。
🏠銅板の谷にも穴が開く!?
耐久性に優れ、錆びが出来ても劣化を防げる銅板ですが、
実は穴が開いてしまうのです、、、😭
写真の通り、水の当たりやすい個所は錆びにくく銅が剥き出しのままになり、水滴が直接銅板に当たります。
そこから劣化が起こり穴が開き雨漏りする原因になります。
🏠20年以上経過している銅板には注意!
銅板の耐用年数は60年以上と最初に書いていますが、屋根の谷における銅板の寿命は20年程だと思われます。
雨に晒される分、寿命は早くなります。
🏠ステンレス製への交換をおすすめします
弊社では谷板の交換をする際にはステンレス製の物を使用、
焼付塗装というものを板金に施し、ステンレス自体の強さに加え塗装で保護しています。
🏠雨漏りしてしまう前に、、、
銅板が20年以上経っていたり、谷板の劣化が気になる方は一度専門の業者へご相談されるのが良いと思います😊
ご自身でチェックされる際は屋根の上にあがるのは危険ですので2階の窓からぜひ覗いてみてください👀
弊社でも屋根点検を承っております、お気軽にお問い合わせください😊