合板の増し張りとは?|お役立ちコラムvol.3
合板の増し張りとは?
「合板(野地板)の増し張り」とは屋根の葺替え工事をする際に
屋根下地を補強する為に古い野地板の上から新しく合板を張っていく作業になります。
葺替え工事の他にカバー工法(元の屋根材の上に新しい屋根材を葺く)がありますが、
そちらでは増し張りを行う事はできません。
※カバー工法は下地がしっかりしていることが前提です。
元の屋根材の上に新しい屋根材を葺いていくので、
野地板の状態を確認する事ができません。。。
築年数が古かったり、雨漏りしていると腐食している可能性があり、
カバー工法はリスクがあると言えます。
実際に葺替え工事で増し張りを行った現場の様子です
古い屋根材を撤去した事で、野地板が腐食している事がわかり、処置する事ができました。
①
②
③
④増し張り完了、安心して新しい屋根材が葺けます
合板(野地板)の増し張りのメリット&デメリット
メリット
★台風や地震に対する耐久性UP
★屋根材をしっかり固定できる
★不陸調整も兼ねる
★古い野地板の撤去費が掛からない
デメリット
★屋根の重量が重くなる
★増し張りの費用が掛かる
屋根工事を検討されている方にご参考になればと思います。
施工事例のページにて葺替え工事、カバー工法等アップしております、
ぜひご覧ください😊
https://www.fujiiseikawara.co.jp/works/