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アスファルトシングル屋根の経年劣化:症状、原因、そして葺き替えのサイン

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日本においてアスファルトシングル屋根は、比較的軽量であること、施工の容易さ、そして多様なデザイン性から、住宅の屋根材として広く採用されています。しかしながら他の屋根材と同様に、アスファルトシングルもまた日々の気候変化や時間の経過とともに経年劣化していくことは避けられません。この劣化のサインを早期に理解し適切なメンテナンスを行うことは、屋根の寿命を延ばし雨漏りなどの深刻なトラブルを防ぐ上で非常に重要です。今回の記事では、アスファルトシングル屋根の経年劣化の主な症状、その原因、葺き替えを検討すべき時期とその判断基準について詳しく解説します。

アスファルトシングル屋根の経年劣化の症状

アスファルトシングル屋根の経年劣化の症状

アスファルトシングル屋根の経年劣化は、様々な形で現れます。これらの症状を早期に認識することが、適切な対策を講じるための第一歩となります。

色あせ

屋根表面の色の変化、すなわち色あせは、屋根材の表面を保護している塗膜が紫外線や雨水によって徐々に劣化し、防水性が低下している状態を示唆しています。特に施工から10年前後でこの症状が顕著になることが多く、放置するとコケの発生や家屋の構造体への影響も懸念されます。色の変化は、屋根材が本来持つ保護機能を失い始めているサインです。

塗膜のはがれ

塗膜のはがれは、アスファルトシングルの表面の塗料が部分的に剥がれてしまう現象です 。湿気や水分が屋根材の内部に浸入することによって発生しやすく、紫外線による劣化や施工不良が原因となることもあります。塗膜が剥がれると、屋根材の防水性が著しく低下し、雨水が内部に浸透しやすくなるためコケや藻が発生する原因にも繋がります。

コケやカビの発生

アスファルトシングル屋根は湿気を帯びやすく、防水性の低下とともにコケやカビが発生しやすい特性を持っています。特に、日当たりの悪い北側や湿気の多い環境では顕著に見られます。コケは水分を保持する性質があるため、屋根材を常に湿った状態にし、建材自体を脆くしてしまう可能性があります。放置すると家屋の内部まで水が浸入し、防水シートや木材を腐らせる原因となるため注意が必要です。

表面の石粒の剥がれ

アスファルトシングルの特徴である表面の石粒は、経年とともに自然に剥がれ落ちてくることがあります。新設後、初期に多少の剥がれが見られるのは一般的ですが、過度な剥がれは屋根材の劣化が進行しているサインです。石粒は紫外線から屋根材を守る重要な役割を担っているため、剥がれが進むとアスファルト層が直接日光に晒され、劣化が加速する可能性があります。

剥がれ・浮き

強風や台風、あるいは接着剤の経年劣化や施工不良などにより、アスファルトシングルが剥がれたり浮いたりすることがあります。特に、屋根材が剥がれたり浮いたりした箇所は、雨水が浸入しやすく、雨漏りの直接的な原因となる可能性があります。また、剥がれた箇所が風に煽られることで、さらに剥がれが広がるリスクもあります。

チョーキング

チョーキングとは、屋根の表面を手で触ると白い粉が付着する現象のことです。これは、塗膜の表面が紫外線や雨風によって分解され、塗料の保護機能が低下しているサインです。

アスファルトシングル屋根の劣化を引き起こす原因

アスファルトシングル屋根の劣化を引き起こす原因

紫外線

太陽光に含まれる紫外線は、アスファルトシングルの劣化の最も大きな原因の一つです。長期間にわたる紫外線への暴露は、アスファルトの有機成分を分解し、屋根材を硬化させ、柔軟性を失わせます。その結果、ひび割れや塗膜の剥がれ、表面の石粒の剥離などを引き起こし、防水性能を低下させます. 紫外線は、屋根材の色あせや変色の主な原因でもあります。

雨水

雨水もアスファルトシングル屋根の劣化を促進する要因となります。長期間にわたる雨水の浸食は、表面の石粒を徐々に洗い流し、アスファルト層を露出させます。また、屋根に滞留した雨水は、コケや藻の繁殖を促し、これらの微生物が屋根材の表面を侵食することもあります。さらに、劣化した箇所から浸入した雨水は、屋根内部の構造材を腐らせ、雨漏りの原因となります。

温度変化

日中と夜間の温度差や季節ごとの温度変化も、アスファルトシングルにストレスを与え、劣化を促進します 。温度が上昇すると屋根材は膨張し、下降すると収縮します。この繰り返しにより、屋根材にひび割れが生じたり、固定している釘が緩んだりすることがあります 。特に寒冷地では、屋根材に浸入した水分が凍結と融解を繰り返すことで、屋根材が破壊される凍害のリスクもあります。

強風や台風は、アスファルトシングル屋根に直接的なダメージを与える可能性があります。強風は、屋根材を剥がしたり、飛ばしたりするだけでなく、浮き上がらせることで雨水の浸入を容易にする可能性もあります。特に、経年劣化によって接着力が低下した屋根材は、強風による被害を受けやすくなります。

施工不良

新築時の施工不良も、アスファルトシングル屋根の早期劣化の原因となることがあります。釘の打ち込み不足や接着剤の塗布不足などは、屋根材の浮きや剥がれを招きやすく、強風による被害を大きくする可能性があります。適切な施工が行われていない場合、屋根材本来の耐久性を発揮できず、早期のメンテナンスや葺き替えが必要になることがあります。

立地環境

建物の立地環境も、アスファルトシングル屋根の劣化に影響を与えます。例えば、海岸に近い地域では、塩害によって屋根材の劣化が促進されることがあります。また、樹木が近くにある場合は、落ち葉や枝などが屋根に堆積し、湿気を帯びやすく、コケや藻の発生を促すことがあります。日当たりの悪い場所も、屋根材が乾燥しにくいため、コケや藻が生えやすい環境となります。

アスファルトシングル屋根の葺き替え時期

アスファルトシングル屋根の葺き替え時期

一般的に、アスファルトシングル屋根の耐用年数は20年から30年程度と言われています 。ただし、これはあくまで目安であり、使用されている屋根材の品質、設置された環境、そしてメンテナンスの状態によって大きく左右されます 。築20年を超えている場合は、屋根材自体に問題がなくても、下地の防水シート(ルーフィング)の寿命が近づいている可能性があり、葺き替えを検討する時期と言えるでしょう。

まとめ

アスファルトシングル屋根は、適切にメンテナンスを行うことで、長期間にわたり住まいを守ってくれる頼れる屋根材です。しかし、経年劣化は避けられないものであり、その症状を早期に理解し、適切な対策を講じることが重要です。定期的な点検と日常的なメンテナンスを怠らず、必要に応じて専門業者の手を借りることで、屋根の寿命を最大限に延ばすことができます。そして、葺き替えのサインを見逃さずに適切な時期にリフォームを行うことが、住まいの安全と快適性を維持するために不可欠です。ご自身の屋根の状態を定期的に確認し、気になる症状があれば、迷わず専門の屋根業者に相談することをお勧めします。

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