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屋根材が破損する原因と対処法とは?今すぐできる予防策・メンテナンス

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屋根は私たちの住まいを守る重要な存在です。日々の風雨や紫外線を受け続けることで、屋根材は徐々に劣化し、場合によっては破損することもあります。特に日本のように四季があり、台風や豪雨、雪などの自然災害が多い地域では、屋根材の破損が頻繁に発生します。

しかし、屋根の上は目に見えにくい場所であるため、破損に気づかず放置してしまうケースも少なくありません。屋根材の破損を放置すると、雨漏りや建物内部の腐食につながり、大規模な修理が必要になることもあります。

この記事では、「屋根材 破損」の原因や種類、放置することのリスク、適切な対処方法、そして破損を未然に防ぐためのポイントを詳しく解説します。住まいの寿命を延ばすためにも、屋根材の破損について正しい知識を身につけましょう。

屋根材が破損する主な原因とは

屋根材が破損する主な原因とは

自然災害によるダメージ

屋根材が破損する最大の原因の一つが自然災害です。台風や強風、突風、大雨、大雪、さらには雹などの影響で屋根材が浮いたり、割れたり、剥がれたりすることがあります。特にスレートや瓦屋根などは部分的に外れると、周囲の屋根材にも影響を及ぼすため、迅速な対応が必要です。

経年劣化による脆弱化

屋根材は時間とともに劣化していきます。特に塗装が劣化すると防水性が落ち、雨水が屋根材に直接染み込みやすくなり、ひび割れや腐食が発生しやすくなります。10年以上メンテナンスしていない屋根では、見えない部分に深刻なダメージが蓄積していることもあります。

設置ミスや施工不良

新築やリフォームの際の施工不良も、屋根材破損の原因になり得ます。釘の打ち方や留め具の選定ミス、下地材との接着不良などが起こると、屋根材がしっかり固定されず、少しの風や振動で剥がれることがあります。

飛来物や動物による破損

風で飛ばされた枝や看板などの飛来物、またはカラスなどの野鳥や小動物が屋根を荒らすことで屋根材が破損することもあります。特に瓦屋根では、ちょっとした衝撃でも割れてしまうケースがあり注意が必要です。

屋根材破損によって起こるリスク

屋根材破損によって起こるリスク

雨漏りによる建物内部の損傷

破損した屋根材から雨水が侵入し、天井や壁紙にシミができたり、断熱材や木材の腐食が進んだりすることがあります。雨漏りは気づいたときにはすでに進行していることが多く、被害が広がりやすい点が非常に厄介です。

室内環境の悪化と健康被害

屋根から水が侵入すると、湿気がこもってカビの発生源になります。特に結露が起こりやすい季節には注意が必要で、放置すれば住人の健康にも影響を及ぼす恐れがあります。

修理費用の増加

屋根材の破損を早期に発見・修理すれば数万円程度の工事で済むことが多いですが、雨漏りなどが起きてからだと、屋根全体の葺き替えや内部補修が必要となり、数十万円から百万円単位の費用が発生することも珍しくありません。

屋根材破損の兆候を見逃さない

屋根材破損の兆候を見逃さない

室内のシミやカビ

屋根材が破損し、雨水が建物内に侵入すると、まず天井や壁にシミが現れることがあります。また、カビ臭さを感じたら、見えない部分で水が浸入している可能性があります。

屋根材のズレや剥がれ

外から見て屋根材が浮いていたり、位置がずれているのがわかる場合は、すでに破損が始まっているサインです。強風時にバタバタと音がする場合も要注意です。

小動物や鳥の出入り

小動物が屋根裏に出入りしている様子がある場合、屋根材の一部に隙間が生じていることが考えられます。このような状況は、早めの調査・補修が必要です。

屋根材の破損にどう対処すべきか

屋根材の破損にどう対処すべきか

応急処置の実施

台風や大雨の直後に破損が疑われる場合は、まずブルーシートなどで仮養生を行い、これ以上の浸水を防ぐことが重要です。ただし、屋根の上は危険なので、無理せず専門業者に依頼するのが安全です。

専門業者による調査と修理

屋根材の破損は、外から見えない部分でも進行していることがあります。そのため、専門業者に依頼して点検してもらい、状況に応じた補修や部分的な交換を行ってもらうことが最善です。

火災保険の活用

自然災害による屋根の破損は、火災保険で補償される場合があります。特に「風災」「雪災」「雹災」などの補償がついている保険では、費用負担を大きく減らすことが可能です。破損を見つけたら写真を撮り、速やかに保険会社に連絡しましょう。

屋根材の破損を防ぐための予防策

屋根材の破損を防ぐための予防策

定期点検の実施

屋根は普段見えない場所だからこそ、定期的な点検が不可欠です。少なくとも5年に一度は業者による点検を行い、ひび割れやズレなどの兆候を早期に発見しましょう。

塗装やコーキングのメンテナンス

屋根材の防水性を保つために、10年ごとの塗装メンテナンスや、接合部のコーキング補修などを行うことが重要です。これにより、劣化の進行を遅らせることができます。

軽量屋根材へのリフォームも視野に

耐震性や耐風性の観点から、古い重たい屋根材(例:和瓦)を軽量な金属屋根やガルバリウム鋼板などに葺き替える選択もあります。耐久性が高く、災害に強い屋根材への変更は、今後の安全性向上に大きく貢献します。

まとめ

屋根材の破損は、住まいの安全性と快適性を脅かす深刻なトラブルです。自然災害や経年劣化、施工不良など様々な要因で破損は起こりますが、早期発見と適切な対処、そして定期的なメンテナンスによって大きな被害を防ぐことができます。

「屋根材 破損」という問題は、放置すればするほど深刻化し、修理費用もかさみます。日頃から屋根の状態に関心を持ち、プロの点検を活用して安全な住まいを維持していきましょう。困ったときは、屋根の専門業者に相談するのが確実です。信頼できる業者を見つけて、安心できる住まい環境を整えましょう。

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