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春の訪れとともに瓦屋根の点検を!快適な住まいを維持するためのチェックポイント

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春の訪れは、冬の寒さから解放され、暖かな日差しが心地よい季節です。 しかし、春は強風や気温の変化が激しく、瓦屋根にとってもダメージを受けやすい時期と言えます。 冬の間に積もった雪や氷解、強風による瓦のズレや破損など、春の瓦屋根は注意が必要です。
今回の記事では、春の瓦屋根メンテナンスの重要性、点検すべきポイント、そしてトラブル発生時の対処法について解説します。

なぜ春に瓦屋根の点検が必要なの?

瓦屋根

冬のダメージチェック

冬の間、瓦屋根は雪や氷の重み、凍結・融解の繰り返し、そして強風など、厳しい環境にさらされます。 これらの影響で、瓦がずれたり、割れたり、剥がれたりするなどのダメージを受けている可能性があります。 春になって気温が上がり、雪解けが始まると、これらのダメージが顕在化しやすくなります。 特に、屋根の表面に積もった雪が凍結と融解を繰り返すことで、瓦の隙間に入り込み、瓦を押し上げてしまうことがあります。 また、雪の重みで屋根が歪んでしまうこともあります。

梅雨に備える

春は、梅雨の時期の前触れとなる季節です。 梅雨の時期に、屋根に不具合があると、雨漏りのリスクが高まります。 春のうちに瓦屋根を点検し、必要な修理を行うことで、梅雨の時期を安心して過ごすことができます。 雨漏りは、家屋の構造材を腐食させたり、カビやシロアリの発生を招いたりするなど、様々な被害をもたらします。

強風対策

春は、強風が吹きやすい季節です。 特に、「春一番」と呼ばれる強い南風は、瓦屋根に大きな負担をかけます。 瓦のずれや飛散を防ぐためにも、春の点検は重要です。 強風によって瓦が飛散すると、周囲の建物や人に危害を加える可能性があり、大変危険です。

瓦屋根の点検ポイント

瓦の状態

瓦屋根の点検ポイント

瓦のズレや割れ、剥がれ

瓦のズレや割れ、剥がれがないか確認します。 瓦のズレは、屋根の勾配や瓦の種類によって見分け方が異なります。平瓦の場合は、瓦の並びが不揃いになっている、瓦同士の隙間が空いているなどの点に注意して確認しましょう。また、棟瓦の場合は、棟瓦が傾いている、棟瓦同士の隙間が空いているなどの点に注意して確認しましょう。

瓦表面のひびや欠け

瓦の表面にひびや欠けがないか確認します。 瓦の表面にひびや欠けがあると、そこから雨水が浸入しやすくなるため、注意が必要です。 特に、瓦の表面に白い粉が付着している場合は、チョーキング現象と呼ばれる劣化が始まっている可能性があります。 チョーキング現象は、塗膜が劣化し、防水性が低下しているサインです。

瓦の色あせや変色

瓦の色あせや変色がないか確認します。 瓦の色あせや変色は、塗膜の劣化や瓦の素材の劣化によって起こります。 色あせや変色が激しい場合は、塗装や葺き替えなどのメンテナンスが必要になることがあります。

棟の状態

棟瓦のずれ

棟瓦のズレや歪み

棟瓦のズレや歪みがないか確認します。 棟瓦は、屋根の頂上部分に設置されている瓦です。 棟瓦がずれたり歪んだりすると、雨水が浸入しやすくなるため、注意が必要です。

漆喰の剥がれやひび割れ

漆喰の剥がれやひび割れがないか確認します。 漆喰は、棟瓦を固定するために使用される材料です。 漆喰が剥がれたりひび割れたりすると、棟瓦の固定力が弱まり、ずれやすくなります。

雨樋の状態

雨樋

雨樋の詰まり

雨樋の詰まりがないか確認します。 雨樋は、屋根に降った雨水を排水する役割を担っています。 雨樋が詰まっていると、雨水が溢れ出て、雨漏りの原因となることがあります。 雨樋の詰まりの原因としては、落ち葉やゴミ、鳥の巣などが考えられます。

雨樋の破損

雨樋の破損や変形がないか確認します。 雨樋が破損したり変形したりしていると、雨水が漏れて、外壁や地面を傷めることがあります。 雨樋の破損や変形の原因としては、経年劣化や強風、積雪などが考えられます。

その他

屋根の周辺に、落下した瓦や破片がないか確認します。 瓦や破片が落下している場合は、屋根に破損がある可能性があります。   
屋根裏に、雨漏りの形跡がないか確認します。 屋根裏にシミやカビがある場合は、雨漏りが発生している可能性があります。

トラブル発生時の対処法

瓦屋根のメンテナンス

瓦のズレ・割れ・剥がれ

軽微なズレの場合は、自分で直せる場合もありますが、不安な場合は専門業者に依頼しましょう。 瓦を固定する際には、釘や接着剤を使用します。 自分自身で修理を行う場合は、安全に注意し、瓦を割らないように慎重に作業しましょう。   
瓦が割れている場合は、新しい瓦と交換する必要があります。 瓦の交換は、専門的な知識と技術が必要となるため、業者に依頼することをおすすめします。

棟の劣化

漆喰の剥がれは、詰め直しや棟の取り直しで修繕することができます。 漆喰の詰め直しは、剥がれた漆喰を新しい漆喰で埋め直す作業です。 棟の取り直しは、棟瓦を一度取り外し、漆喰や土などを補修した後、再び棟瓦を積み直す作業です。   
棟瓦がズレている場合は、積み直しが必要です。 棟瓦の積み直しは、専門的な知識と技術が必要となるため、業者に依頼することをおすすめします。

雨樋のトラブル

雨樋の詰まりは、清掃することで解消できます。 雨樋の清掃は、高所作業となるため、安全に注意して行いましょう。 高所での作業が不安な場合は、専門業者に依頼しましょう。   
雨樋が破損している場合は、補修または交換が必要です。 雨樋の補修は、破損箇所を修理する方法です。 雨樋の交換は、破損した雨樋を新しい雨樋に交換する方法です。

瓦屋根のメンテナンス方法

屋根のメンテナンス

瓦屋根を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが重要です。

点検

5~10年ごとに、専門業者に屋根の点検を依頼しましょう。 瓦の剥がれやひび割れ、色褪せ、コケやカビの発生などがないか確認します。

清掃

落ち葉やゴミなどが溜まっている場合は、取り除きましょう。 高圧洗浄機を使用する場合は、水圧に注意し、屋根材を傷つけないようにしましょう。

塗装

セメント瓦の場合は、定期的な塗装が必要です。 塗装は、屋根材を保護し、劣化を防ぐ効果があります。   

まとめ

春は、瓦屋根の点検とメンテナンスに最適な時期です。 冬のダメージチェック、梅雨への備え、強風対策など、春の点検は、瓦屋根を長持ちさせるために非常に重要です。

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藤井製瓦工業 職人、スタッフ
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