福山市清水ヶ丘K様邸【瓦葺き替え工事】
お客様のご要望 | 瓦は塗装や修理をしていたのですが屋根の中に入るコウモリをどうすることもできず困っていました。 娘が知り合いの松岡君を紹介してくれたので相談する事にしました。 |
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施工事例データ
住所 | 広島県福山市清水ヶ丘 |
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施工箇所 | 屋根、雨樋 |
施工内容 | 仮設足場、下地工事、瓦葺き替え工事、雨樋交換工事 |
費用 | 220万円 |
工期 | 1ヶ月 |
築年数 | 約35年 |
使用商材 | 【瓦】鶴弥スーパートライ110smart【下地】ベニヤ9㎜【雨樋】塩ビ105半丸(ステン金具) |
ご提案内容 | コウモリ対策ということで調査に伺いました。軒先の瓦の下にコウモリの入り込みそうなちいさな隙間がたくさんあり軒裏の中にはコウモリの糞が大量に溜まっていました。コウモリの糞を放置すると悪臭や病原菌・ダニを発生させます。コウモリは鳥獣保護法により保護されており勝手に捕獲する事ができないので対処法は中に入れないようにするしかありません。穴を塞ぐ修理でも数が多いので足場を組んでの作業になります。築35年のセメント瓦ということを考えるとこの機会に葺き替えをして屋根裏の中までキレイにするのも有りだと思い、修理と葺き替えの2案を提示しました。 |
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施工前はこちら
外壁や瓦は数年ごとに塗装をしておられたようです。
二階の屋根はセメント瓦で一階の屋根は釉薬瓦です。
瓦の補修のあとがあります。セメント瓦は塗装してありますが、次のメンテナンスは葺き替えになりそうです。
コウモリの方ですが、換気口には内側に網が貼ってあり侵入できません。
瓦の下の小さな隙間から入っているようです。瓦の下のほとんどに隙間があるので塞ぐだけでも足場が必要になります。
藤井製瓦工業による施工中の様子
足場と作業用ステージを組んで工事スタート。
セメント瓦を撤去。下の防水紙にシミができていました。
防水紙を撤去し、下地をチェックし傷んでいれば補修します。
軒先の板をめくってみると…コウモリの糞が大量に溜まっていました。
掃除機できれいに吸い取ります。
下地板にベニヤ板を増し打ちし補強したあと、ルーフィングを張ります。
瓦を引っ掛け固定する桟木を設置します。
鶴弥スーパートライ110、防災瓦を葺いていきます。
一枚ずつステンレス製の釘で固定するガイドライン工法。災害に強い屋根になります。
瓦の裏に施主様の想いを書いてもらいました。
施工が完了しました
二階と一階の屋根の瓦が同じものになり、統一感がでました。
コウモリが入る隙間はありません。
鶴弥スーパートライ110スマート。フラットな瓦で今っぽくなりました。
もうコウモリもメンテナンスも気にする必要はありません。
リフォーム担当者の声
元々K様の娘さんと知り合いで、タイムラインの「実家がコウモリで困ってます」を見て放っておけず、連絡をしたのがきっかけでした。
コウモリ対策としては穴を塞ぐ工事で大丈夫でしたが、築35年のセメント瓦は寿命が近く、雨漏りもあったので数年後に葺き替えが必要になります。後々のメンテナンスを考えるとこの機会に葺き替えた方が安心して生活して頂けると思いました。
無事工事も終わり、喜んでもらえて嬉しかったです。ありがとうございました。
担当:松岡