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プレスセメント瓦とは:セメント瓦の種類とプレスセメント瓦のメンテナンス

  • 屋根のメンテナンス
  • 屋根にまつわる情報発信

今回の記事では「プレスセメント瓦とはどのような屋根材か」について解説します。
また、プレスセメント瓦のメンテナンスも併せて紹介するためぜひ参考にしてください。

 

プレスセメント瓦とは

セメント瓦の一種

セメント瓦

プレスセメント瓦とはセメント瓦の一種です。
"一種"とはいえセメント瓦といえば「プレスセメント瓦」を指すことが多く、セメント瓦=プレスセメント瓦と捉えて良いでしょう。

セメント瓦の特徴

製造方法

セメント瓦とは文字通りセメントを主原料とした瓦で、粘土瓦とは異なり焼き上げるという工程がなく製造効率が高いです。
瓦とは言うものの粘土を焼き上げて製造する粘土瓦とは、製造方法も特徴も大きく異なります。

メリット・デメリット

粘土瓦に比べて安価であるため、より手軽に瓦のデザインを楽しめる建材です。
ただし粘土瓦とは異なり製造時に塗装が施されているため、施工から年月が経過すると塗装が剥げてきてしまいます。
この点はスレートと同様、美観の維持などを目的として定期的な再塗装が必要です。
その反面、塗装を行える分カラーバリエーションが豊富であるというメリットもあります。
デメリットは、吸水性が高くメンテナンスの手間がかかる点です。

粘土瓦とはなにか、粘土瓦とそのほかの瓦でなにが異なるのかなど、より詳細な瓦の特徴が気になる方はぜひ以下の記事をご覧ください。

瓦屋が徹底解説!陶器瓦・いぶし瓦・素焼瓦それぞれの特徴や三大瓦について

スレート屋根の再塗装については、以下の記事で解説しています。

【スレート屋根の掃除・塗装】その役割や自分で行う際の注意事項について

 

セメント瓦の種類

いずれも共通して、セメントを原料として製造されます。

プレスセメント瓦

セメント瓦

プレスセメント瓦は、セメントに砂を混ぜたものに高圧プレスをかけ瓦の形に固めた建材です。
圧力をかけることで密度を上げ、建材自体の強度を上げています。
高圧プレスをかけて成型したあとに塗装を施す手法がほとんどです。
プレスセメント瓦は形状に個体差が非常に少ないため、施工がしやすい建材と言えます。
四国や九州で使用されていることが多いです。

コンクリート瓦(モニエル瓦)

モニエル瓦

コンクリート瓦はコンクリートでつくられており、セメントの配合がプレスセメント瓦より少ない建材です。
コンクリートとはセメントに水・砂・砂利を混ぜたもので、製造方法はプレスセメント瓦と似ているものの高圧プレスはかけません。
コンクリート瓦は平たい長方形の形をしていることが多いです。
そのため曲線のある瓦よりシンプルでシャープな印象となります。
需要の低さから、現在ではほとんど製造されていません。
コンクリート瓦の中でも特に日本モニエル株式会社が代理店として海外から輸入していたものを「モニエル瓦」と言い、一時人気を博したことからコンクリート瓦とモニエル瓦という用語は同意味で使われることもあります。
ただしモニエル瓦は、日本モニエル株式会社がなくなってしまったため現在製造はされていません。

 

プレスセメント瓦のメンテナンス

ルーフィングのメンテナンス(交換)

ルーフィング 防水シート

セメント瓦全般が、主原料がセメントであるため吸水性の高い(=防水性が低い)屋根材です。
(反対に、ガルバリウム鋼板など金属屋根材は吸水性がないため防水性の高い屋根材です。)
雨漏りを防ぐためには、ルーフィングのメンテナンスが必要不可欠です。
ルーフィングとは防水シートのことで、劣化した場合には交換が必要となります。
もちろんルーフィングのメンテナンスはすべての屋根において必要なことではあるものの、屋根材の防水性が低いセメント瓦屋根では特に重要です。
ルーフィングの寿命は、使用する商品によっても大きく異なるものの最も一般的なもので10年程度と言われています。

プレスセメント瓦の防水塗装

上述の通りプレスセメント瓦には防水機能がないため、予め防水塗装が行われています。
しかし塗装は経年劣化とともに剥げてきてしまい、塗装が剥げるとプレスセメント瓦自体も劣化の進行が早まります。
塗装が剥げるとプレスセメント瓦に雨水が吸収され、セメントの主成分であるカルシウムが溶け出すことで強度が失われるという仕組みです。
そのため塗装が完全に剥げてしまう前にぜひプレスセメント瓦の再塗装を行ってください。
再塗装は、5~10年に1回程度行うことが望ましいです。

藤井製瓦工業ではプレスセメント瓦のシリコン塗装を行っています。
屋根の高圧洗浄込みで、130㎡あたり668,000円~承っています。
詳しくは以下のページにてご確認ください。

プレスセメント瓦のシリコン塗装


ちなみに同じくセメント瓦の一種であるコンクリート瓦(モニエル瓦)は、再塗装を行うこと自体可能ではあるものの注意が必要な屋根材です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

【セメント瓦とモニエル瓦の違い】主成分や特徴の違いについて解説

 

まとめ

セメント瓦は主成分がセメントであるため防火性が高く、安価でカラーバリエーションも豊富です。
ただその反面、防水性が低く再塗装のメンテナンスが必要不可欠という特徴を持ちます。

適切なメンテナンスを行い最大限寿命を伸ばしましょう。
セメント瓦に雨漏りが発生する仕組みについては、以下の記事で解説しています。

セメント瓦は雨漏りしやすいって本当?セメント瓦に雨漏りが発生する仕組み

 

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