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【雨漏りした屋根に葺き替えが必要になるケース】下地の劣化と屋根材の寿命

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屋根から雨漏りが発生した際、部分的な補修で対処できることもありますが、屋根の状態によっては葺き替えが必要になります。
雨漏りで葺き替え、と聞くと大袈裟に感じる方もいるかもしれませんが、雨漏りの原因がした時の劣化や屋根材の寿命によるものであれば、葺き替えが必要になります。
今回の記事では、雨漏りした屋根に葺き替えが必要となるケースについて紹介します。

屋根の葺き替えとは

葺き替え

屋根の葺き替えは、屋根をリフォームすることです。
既存の屋根材をすべて撤去して、下地の補強や交換を行ってから、新たな屋根材を葺き直します。
新しい屋根に取り替えるため、寿命を大幅に伸ばすことができます。
その代わり、工事としては大がかりなものとなるため、工期・工事費用ともに大規模なものとなります。
工事価格は屋根の大きさや形状、屋根材の種類などによって大きく変わるため、気になる方はぜひお問い合わせください。
葺き替えに関して詳しく知りたい方はぜひ以下の記事をご覧ください。

広島県福山市で屋根の葺き替えを検討中の方へ!葺き替え工事のメリットを紹介

 

雨漏りした屋根に葺き替えが必要なケース

野地板が腐食している

野地板

屋根の下地

屋根の下地は、垂木という木材の骨組みに野地板という薄い板を乗せ、その上にルーフィングという防水シートを貼って作ります。
この下地は、屋根の強度を支える上で最も重要な部分です。
雨漏りの原因が下地、特に野地板の腐食だった場合は、葺き替えが必要となります。
野地板の交換を行う方法は葺き替えしかありません。

野地板の腐食やルーフィングの破れ

野地板は木材なので湿気に弱く、ルーフィングを通過した雨水によって腐食してしまうことがあります。
つまり野地板が腐食しているということはルーフィングも劣化していると思ってほぼ間違いありません。
ルーフィングの耐用年数は、最も普及している種類のシートで8~10年程度です。
10年以上経過してるルーフィングは寿命を迎えている可能性が十分にあります。
野地板とルーフィングについては、以下の記事でそれぞれ詳しく紹介しています。

なにが違うの?混同されることの多い「野地板」と「コンパネ」:役割を解説

屋根の下地に必要不可欠なルーフィング:役割や種類、メンテナンスについて

屋根材・ルーフィングが寿命を迎えている

寿命を迎えた瓦

雨漏りした屋根の屋根材やルーフィングが完全に寿命を迎えている場合は、雨漏り箇所を補修してもまた近いうちに別のトラブルが起こる可能性が高いです。
工事費用は高くなりますが、部分補修で済ますよりも葺き替えをした方が、長い目で見ると経済的な場合があります。

なお、野地板が腐食していなければ、葺き替えまでせずともカバー工法で対応できる場合があります。
※瓦屋根の場合は状態に関わらずカバー工法は不可能であるため、葺き替えを行う必要があります。
とはいえ屋根材やルーフィングが寿命を迎えているということは、築年数が一定経過しているということです。
築年数の経過した屋根のリフォームとして「葺き替え」は確実な選択肢とも考えられます。

専門業者に屋根の状態を見てもらい、カバー工法でも対応可能か葺き替えが必要か、ぜひ相談されてみてください。

屋根のリフォーム工事「カバー工法」ってどんな工事?メリットや特徴を紹介

 

屋根材の寿命

主要な各屋根材の寿命は以下の通りです。
ご自宅屋根のリフォーム時期の目安としてください。
 
粘土瓦:50年
セメント瓦:25~30年
ガルバリウム鋼板:25~40年
SGL鋼板、石粒付き鋼板:30~50年
アスファルトシングル:20~30年
スレート:20~25年
トタン:10~20年

 

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まとめ

屋根に雨漏りが発生した場合、部分的な補修で済むことも多いです。
しかし屋根の状態によっては葺き替えを要するケースがあります。
代表事例は、屋根の野地板が劣化している場合です。
野地板は木材なので湿気に弱く、雨漏りの影響で腐食してしまうことがあります。
野地板は、屋根の下地として最もと言っていいほど重要な部分です。
部分的な補修やカバー工法では改善できないため、葺き替えを行う他ありません。
雨漏りの原因究明はプロでも苦戦することが多い作業なので、雨漏りの修繕依頼は実績の豊富な専門業者へ依頼すると安心です。

 

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藤井製瓦工業は広島県福山市に拠点を置く、創業120年超の老舗屋根屋です。
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広島県福山市、尾道市、三原市、府中市、神石高原町
岡山県笠岡市、井原市
基本的には福山市から車で60分圏内であれば対応可能です。
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